肥満やメタボについて知っておきたいこと
「肥満」は体重が増加し 脂肪が蓄積した状態ですが、病気ではありません。
一方、「肥満症」は健康に悪影響がある状態であり、治療が必要です。
肥満の度合いはBMIで判定され、日本人の場合、BMIで25以上が肥満とされています。
BMIとは、体格を示す指数で、世界共通です。
日本でも肥満の診断基準や特定健診・特定保健指導の基準として採用されています。
BMIは下記サイトから簡単に計算できます。(生活や実務に役立つ高精度計算サイト「keisan」)
下記サイトの「健康の計算」➤「健康の計算」➤「BMIと適正体重」へ移動し、身長・体重を入力してください。
肥満症と混同されやすいのが、「メタボリックシンドローム」(以下、メタボ)です。
メタボは内臓脂肪が原因で、高血圧、脂質異常、高血糖の2つ以上の症状が現れます。
肥満症も内臓脂肪が原因の1つですが、メタボは動脈硬化を引き起こすリスクが高く、
重篤な病気になる可能性があります。肥満症と比べて、メタボはより危険な状態です。
肥満症やメタボの改善・治療には、
「内科、外科治療」「食事療法」「運動療法」「行動療法」があります。
食べ過ぎと運動不足が原因…。
適正なカロリー摂取を心がけ、1日20分程度の有酸素運動で脂肪を燃焼…
言葉にすると簡単、みなさんご存じですよね。
わかってはいるけど、なかなか、行動できません。
すでに、腰や膝に痛みがあれば、なおさら運動なんかできません。
当院では、栄養指導や運動療法を、身体状態やライフスタイルにあわせてご提案します。
肥満やメタボが気になる方は、ご相談ください。