膝トラブルを克服!効果的な運動方法
前回、肥満やメタボの運動療法について紹介しました。
すでに、痛みがあり運動どころではない!という方に、
今回は、膝に痛みがある方の運動療法についてご提案です。
一般的な痛みに対しての運動になりますので、痛みが強い場合や
長期間つづく痛みの場合は、受診していただき、
医師や理学療法士が、あなたに適した運動をご提案しサポートいたします。
歩いているとき、膝にかかる負担は体重の2倍、階段昇降は体重の5倍かかると言われています。
体重が60㎏の方であれば、歩いているだけで、膝に120㎏の負担がかかります。
それが、50年以上続きます。膝が痛くなるのも当たり前ですよね。
膝の負担を軽減するポイントは3つです。
①膝周囲の筋肉で、関節を守る。
②歩いている時のバランスを安定させる。
③柔軟性を高める。
①膝周囲の筋肉で関節を守る。
みなさんご存じの、大腿四頭筋という大腿部にある大きな筋肉です。
膝関節に負担の少ない筋力トレーニングで
大腿四頭筋を鍛えて膝関節の負担を減らします。
②歩行バランスの安定性を高める。
歩行バランスが不安定だと、膝にかかる前後左右のバランスも崩れます。
下肢筋力だけではなく、体幹(骨盤周囲)筋を意識した運動をしましょう。
③膝関節の柔軟性を高める。
膝関節に限らず、関節の柔軟性が低下すると痛めやすくなります。
ストレッチをおこない、柔軟性を保つことでも痛みを改善できます。
痛みがある場合、何が(どこが)原因で痛みがでているのかが重要です。
一般的な運動やストレッチにより痛みが悪化する場合もあります。
痛みが強く、運動できない場合は、受診していただき、
医師や理学療法士による、運動療法をおこないましょう。
あなたに適した、ご自宅でできる筋力トレーニングやストレッチをご提案いたします。