RSウイルス感染症ワクチン、60歳以上に承認
RSウイルス感染症は呼吸器の感染症で、
多くは発熱や鼻水などの軽い症状で済みます。
感染対策は手洗い、消毒、マスクが重要ですが、
治療法は有効な抗ウィルス薬がありません。
特に高齢者や免疫不全の人々にとっては
重症化のリスクが高いことが知られています。
60歳以上を対象にしたRSウイルス感染症のワクチンが8月28日に認可され、
製造・販売が可能になりました。
このワクチンは重症症状の予防や発症の阻止に期待されており、
厚生労働省の正式承認を経て国内で提供される予定です。
これにより、RSウイルス感染症のリスクを大幅に軽減する可能性が高まります。