シェア不可!薬の大騒動
薬は、医療用医薬品、要指導医薬品、一般用医薬品の大きく3つに分類されています。
医師が処方する薬が、医療用医薬品(処方薬)。
要指導医薬品と一般用医薬品は、薬局で買える薬(市販薬)です。
薬局で買える一般用医薬品(市販薬)は、比較的安全性が高く、
多くの人が同じように使えるからこそ、店頭販売されています。
一方、医療用医薬品(処方薬)は、医師が処方箋を出し、
処方箋に基づいて薬剤師が調剤する薬です。
高い効き目が期待できる反面、副作用が出る恐れもあるため、医師や薬剤師の指導が必要な薬です。
かかりつけ医で処方された飲み薬を、自分以外の人が服用するのは抵抗があると思いますが、
飲み薬ではない湿布などの貼り薬は、
「家族に一枚くらいあげてもいいだろう」と考えてしまう方もいるようです。
医師が、あなたに適すると判断して処方した薬は、他の人にも適した薬とは限らず、危険です。
飲み薬でも湿布でも同じです。特に痛み止めの湿布薬については有効成分を皮膚に浸透しやすくするために、
多くの添加物が入っているものもあり、皮膚にかゆみや発赤、ただれなどを生じることもあります。
湿布を剥がすときに皮膚が傷ついてしまうこともあります。
痛み止めの薬の中には、使用年齢に制限があるものもあります。
「自分は問題なく使っているから」という理由だけで安全性を判断せず、